999車掌は、とても真面目で少しお茶目。
メーテルや鉄郎と並び、銀河鉄道999では人気キャラですよね!
そんな999車掌ですが、その声を担当するのは誰でしょうか?
この声優さんの声で車掌の名セリフが生まれたりしたのでしょうか?
はたまた、999車掌には恋人なる人がいるのでしょうか?
では、さっそく今日も、車掌の謎に迫っていきましょう!
- 999車掌の声優は?
- 999車掌の名セリフは?
- 999車掌に恋人はいるの?
車掌の声優は?
車掌の声優は、ずばり肝付兼太(きもつき かねた)さんです!
アニメ好きな方なら、肝付さんの声を聴いたことがない人はいないくらい、活躍された声優さんなのではないでしょうか?
銀河鉄道999の車掌の声以外にも、数多くのアニメで主役の声などを担当されました。
昭和時代は『ビッグX』、『エイトマン』、『オバケのQ太郎』に出演されていました。
その後、『ジャングル黒べえ』で初主演。その後は、あの有名な『ドラえもん』でスネ夫の声を26年にわたり担当されてきたのです。
『ドラえもん』では当初、ジャイアンの声を担当されていたの、知ってました?
999車掌の声を演じられていた時、原作者の松本零士先生から車掌の正体を聞いたのは、役を担当して時間が相当たった時だったという話です。
そんな肝付さんですが、2016年10月に肺炎のためお亡くなりになりました。享年80歳でした。
999車掌=スネ夫=肝付さんという公式が頭の中に浮かぶ私などは、他のアニメで少しこの声を聴けば、すぐ肝付さんだと分かるくらい印象に残る声でした!
一度聞けば忘れないとても味のある声で、喜怒哀楽の表現豊かな声優だったと今でも感じています。
でも、ビデオの中では、いつまでも肝付さんの声が聴けますので、ずっと忘れないでいたいと思います。
車掌の名セリフは?
肝付さんの声による車掌は、名セリフをいくつも残しています。これがとてもいい!
どんな名セリフがあったでしょうか?999ファンのみなさんは、お好きな名セリフがありますか?
では、少しご紹介しましょう!
『上司以外の者の指図は受けません』
『元の身体がいいか、機械の身体がいいか。迷いに迷っていた自分が恥ずかしい。』
『私が夢を一杯持った。体も心も若々しくて怖いものを知らなかった頃の思い出は。
いつまでもこの胸の中にあります。誰にも触ることは出来ません。
今のあの女にも絶対触らせはしません。でも私はいつまでもあの頃のあの人が好きです。
誰が何と言おうと。』
他にもたくさん名セリフがあると思いますが、皆さんの心のうちにしまっておいて下さい!
車掌に恋人はいるの?
ずばり、車掌には恋人が・・・いました。
TVアニメ版では、第42話「フィメールの思い出」で車掌の恋人が登場します。
恋人の名前はマーベラスといい、惑星「思い出の顔」の出身です。
第42話では、マーベラスは999に乗車し、停車駅である「思い出の顔」付近で999の軌道を外させ、事故をしてしまうのです。
その時、このマーベラスは「フィメール」という偽名を使い999に乗車していました。
列車の軌道妨害は「フィメール」(元恋人のマーベラス)の仕業でしたが、車掌はこれを知っていて黙っています。
なぜでしょうか?
車掌は元恋人のマーベラスに対して、彼女の理想を演じることができず、幸せにすることができなかったと罪悪感を感じていたようなのです。
しかし、この時のマーベラスは、車掌の知る昔のマーベラスではなく、お金を信じる女になってしまっていたのです。
車掌はつぶやきます。「私はいつまでもあの頃のあの人が好きだ」と。
何と切ない青春時代というか初々しい感じがしませんか?
人のことを思いやる気持ちがにじみ出ています。
さっそく、TVアニメ第42話を見てくださいね!
では、またお会いしましょう!さいなら、さいなら、さいなら!
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