銀河鉄道999では絶対的人気を誇るキャラとして、メーテルがいます。
鉄郎とともに銀河鉄道999に乗って機械の体を求めて旅をしています。
そんな中、銀河鉄道999がいろんな惑星に立ち寄り、その時にメーテルと鉄郎はさまざまな事件に巻き込まれます。
しかし、どんな場面でも、メーテルの卓越した能力のおかげで危機を乗り越えていきます。
そんな能力をいつメーテルは身につけたのでしょうか?気になりますよね!
ではさっそくメーテルについて、その謎を追いかけてみましょう!
コンテンツ
- メーテルの正体は?本当の姿は?
- メーテルの父と母は?
- メーテルの姉妹は?
メーテルの正体は?本当の姿は?
メーテルは、銀河鉄道999TVアニメ版の第1話から登場します。
その日、銀河鉄道999が停車するメガロポリス駅に向けて夜中の雪の中を歩く鉄郎。
しかし、疲れと睡魔に襲われ雪の中に埋もれてしまいます。
気が付くと鉄郎は、ホテルのベッドに寝かされていました。
そう、メーテルが鉄郎を救ったのです。
しかし、メーテルがどこから来たのか、何のために鉄郎を救ったのか、自分は何者なのかという肝心な部分は話しません。
そのため、メーテルの正体は謎なのです。
ただ、「謎なので分かりません!」と言ってしまえばそれで終わりになってしまいますので、ここでは順を追って、TVアニメ版を見て分かってくることをお話ししたいと思います。
まず、銀河鉄道999の物語は、機械伯爵に母を殺された鉄郎が、タダで機械の体をくれるという星へメーテルとともに銀河鉄道999に乗って宇宙を旅するというものです。
この時代背景は、当時地球においては、機械の体を持つ富裕層が世の中を支配し、生身の人間の貧困層と対極を成していたということです。
そう、この時代は機械文明が進んでおり、メーテルが鉄郎を助けたのも、ある命令があったからにほかなりません。
実は銀河鉄道999のメーテルは、機械化文明にとっての「有望な人材」を拉致するというエージェントだったのです。
メーテルの正体について、銀河鉄道999のマニアの間でも、メーテルは機械だ、いや人間だといったメーテルの外観が問題視されます。
しかし、当サイトでは銀河鉄道999の物語から見たメーテルの実質的正体を探りたいと思います。
なぜ銀河鉄道999のメーテルは機械化文明にとって「有望な人材」を拉致しようとしているのでしょうか?
その理由は、メーテルが生まれた背景が関係しています。
では、次にその背景を覗いてみましょう!
メーテルの父と母は?
メーテルが、なぜ銀河鉄道999に乗ることになったのか、そのもともとの原因はメーテルの両親にあります。
では、メーテルの母から見ていきましょう!
なぜ、メーテルの母から語るのか。
それは、銀河鉄道999の物語が主人公である鉄郎が機械の体を求め旅に出ていることが重要な意味を持つからです。
メーテルの母は、宇宙を牛耳る最高権力者なのです。
その名は、プロメシューム(正式な名前は、ラー・アンドロメダ・プロメシュームです)。
メーテルの母プロメシュームは、自分ひとりの力で死の恐怖のない永遠の機械化世界を創り上げたのです。
その永遠の機械化世界は機械帝国と呼ばれる惑星です。その惑星の名は、惑星大アンドロメダ。
プロメシュームはその建国者であり、「機械の体」による永遠の命を全宇宙に拡大すべく野望を燃やしていたのです。
メーテルはそんな母プロメシュームの命を受け、機械帝国の部品となる「有望な人材」を銀河鉄道999に乗せ拉致していたのです。鉄郎もその一人。
しかし、銀河鉄道999で旅するメーテルは、母プロメシュームの野望とは裏腹に、反機械化世界を実現するための動きも同時にしていたのです。
さて、それはどうしてでしょう?そこには、メーテルの父の影響が強く働いていたのです。
では、メーテルの父について見ていくことにしましょう!
銀河鉄道999メーテルの父親は、まぎれもなくメーテルの母プロメシュームの夫であったのです。
妻プロメシュームの機械化政策に反対の立場にあり、そういった機械人間の社会を嫌って星を出たという経緯があります。
そのメーテルの父親の名前は、ドクター・バンといいます。
銀河鉄道999TVアニメ版でも、その姿は明確に現れず、メーテルが持つペンダントに付けられたカプセルになってしまっていました。
そのため、生身の人間だったころの姿は描かれておらず、声だけの出演というさみしいものです。
声を出して話すときは、ひし形のペンダントにはめ込まれた赤い球の部分が光ります。
銀河鉄道999メーテルは、母プロメシュームだけでなく、父ドクター・バンからも機械化惑星と機械帝国の女王にしてかつての妻であるプロメシュームを滅ぼすよう命を受けていたのです。
表では機械帝国のために「有望な人材」を拉致しながら、裏では機械帝国を滅ぼすための工作を着々と進めていたのがメーテルでした。
では、なぜメーテルの父親はペンダントの中に閉じ込められているのか。
そこには、もうひとつの物語があります。
1000年周期で軌道から離れて慣例化していく惑星ラーメタルの住民のために人工太陽を作りました。
しかし、機械化人の科学者であるハードギアの謀略により、父ドクター・バンはカプセルの姿に変えられてしまったのです。
銀河鉄道999メーテルのことを考えるだけでも、これだけ色んな話が出てきます。
まだまだ旅は続きます。これからが楽しみですね!
メーテルの姉妹は?
メーテルの母プロメシュームは、惑星ラーメタルでメーテルの父となるドクター・バンと結婚します。
2人の子どもを設けますが、その一人がメーテルです。
では、もう一人は誰だと思いますか?
その名は、エメラルダス。そう、あの女海賊クイーン・エメラルダスなのです。
左ほほに剣で受けたような斜め傷を縫ったような跡が描かれています。
顔立ちはメーテルそっくりです。
映画版の銀河鉄道999第1作では、メーテルの母プロメシュームが、メーテルに対して一人娘と言っていました。
しかし、その後、原作者の松本零士が設定を変えたため、メーテルの双子の姉がエメラルダスということになっています。
エメラルダスはメーテルの印象とはだいぶ違います。
「その姿を見たものは死ぬ」とまで噂され、多くの人から恐れられている存在です。
しかし、本当に勇気のある新年を持った男には優しい女でもあるのです。
エメラルダスの容姿は栗色の髪で目つきはメーテルのそれよりも鋭くなっています。
顔の傷は、惑星ジェラで受けたものです。
その惑星で男と重力サーベルで対決したときに、とどめを刺さず情けをかけた瞬間に逆襲に合い切り付けられたときにできた傷なのです。
このように、顔の傷ひとつを見ても、物語がある銀河鉄道999はすごい物語だということができます。
このブログでは、色んな角度から銀河鉄道999の魅力に迫っていきますので、楽しみにしていてくださいね。
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